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79件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2019-05-21 第198回国会 参議院 法務委員会 第14号

最高裁判所長官代理者安東章君) 今御指摘がございましたとおり、裁判員制度導入に当たりましては、裁判員が加わってなされた第一審の裁判を尊重するという意味から、控訴審事後審であるという控訴審本来の趣旨を運用上より徹底させることが望ましいと、そのように解されていたところでございます。  

安東章

2019-05-21 第198回国会 参議院 法務委員会 第14号

とりわけ、事実審であります第一審に限らず、控訴審においては、国民の視点が反映された第一審裁判を尊重して、控訴審というのは第一審の事後審であると、こういった役割をしっかりと徹底していく、控訴審においては事実認定についてはある程度制限的に運用していくといったことも考えるわけであります。  

徳茂雅之

2015-05-15 第189回国会 衆議院 法務委員会 第14号

裁判官同士議論研究の中で控訴審あり方について意見交換がなされておりまして、その中では、裁判員制度趣旨や、刑事訴訟法におきまして控訴審事後審であると位置づけられているところなどの趣旨を踏まえまして、裁判員裁判の一審判決を可能な限り尊重しようといったような議論がなされておると承知しておるところでございます。

平木正洋

2011-03-30 第177回国会 衆議院 法務委員会 第4号

だから、そういう意味で、きょうは時間の関係がありますからこれ以上質問を重ねるということはしませんけれども、一回きちっと時間をとっていただいて、これは本当に、例えば民事において高裁が従前は続審的な構造があったというのは、これは最高裁の通達か何かで事後審に切りかえているじゃないですか。三審制といっても実質は一審制になってしまっているというふうに言って等しいような現状があると思います。  

辻惠

2009-04-09 第171回国会 参議院 法務委員会 第7号

したがって、だから、やっぱりとらえ方としては事後審としての性格を強めると。そして、やはり事実認定とか量刑不当ということについての判断は、基本的に自己抑制的になってくるのかなとも私は思うんですけれども、しかし実際争われるのはやっぱり量刑不当なんかで争われるケースが多いんですね。

丸山和也

2008-03-25 第169回国会 参議院 法務委員会 第3号

また、刑事についてですけれども、刑事は、第一審は先ほど言ったように余り変化がないわけですが、刑事控訴審につきましても短縮化の傾向がありますけれども、元々、御案内のとおり、刑事控訴審事後審制が採用されていることに加えまして、この十年間の平均取調べ証人数にはほとんど変化がございません。

深山卓也

2004-05-11 第159回国会 参議院 法務委員会 第15号

政府参考人山崎潮君) 先ほども申し上げましたけれども、控訴審事後審とされているわけでございまして、第一審を破棄する場合には事件を第一審に戻す、差し戻すのが原則でございますけれども、事後審査のために用いた資料によって直ちに新たな判決を言い渡せる場合に限って自判できるというふうにされておりまして、これは現在のシステムがそのとおりになっているわけでございまして。  

山崎潮

2004-05-11 第159回国会 参議院 法務委員会 第15号

政府参考人山崎潮君) これは、現在も控訴審は専門的に言えば事後審というシステムを取っておりまして、一審が行われたそのことについて、それが正しいかどうかをチェックをしていくと、こういうシステムになっておりまして、もう一度その対象になった事実についてそれを全部元から見ていくと、こういうことではないシステムでございます。そこが民事事件刑事事件の違うところでございます。  

山崎潮

2004-04-02 第159回国会 衆議院 法務委員会 第9号

山崎政府参考人 現行法上、控訴審は、原判決の誤りの有無を事後的に点検する事後審、先ほど申し上げましたけれども事後審とされておりまして、第一審の判決を破棄する場合には事件を第一審に差し戻すのが原則であるというふうにされておりますけれども、事後審査のために用いた資料によって直ちに新たな判決を言い渡せる場合に限って自判できる、こういうふうにしているわけでございます。  

山崎潮

1985-04-03 第102回国会 参議院 法務委員会 第6号

そのうち控訴審は、建前といたしましては第一審の事実上及び法律上の問題点当否事後審査するということを目的といたしまして、主として第一審当時の資料に基づきまして第一審判決当否を判断する事後審である、上告審は主として原判決憲法違反あるいは判例違反有無審査する法律審である、こういうふうに言われているようでございます。

小野幹雄

1985-04-03 第102回国会 参議院 法務委員会 第6号

その方のお話の中で、旧刑事訴訟法時代覆審といって、これは控訴審においては事件審理のやり直しをする建前になっておったのだが、新刑事訴訟法になってからはその主義を一変して、一審判決が基礎になっておる、この一審判決に対して法令上あるいはいろいろな証拠認定上間違ったところ、あるいは憲法違反その他の問題がある場合に、その点の主張があれば二審でこれをレビューするというだけのものが控訴審である、これを事後審といって

海江田鶴造

1985-03-26 第102回国会 参議院 法務委員会 第3号

しかし、これは事後審ですから、今の制度事後審なので、本人病気で倒れたからといって従来定まった控訴趣意書提出期間をいじるというようなことは、これはもう考えられないと私は考える。ですから、一般論として今の事後審控訴審制度を考えると、被告人本人病気というようなことは控訴趣意書提出期間等に影響を及ぼすということは考えられないのではないかと私は考える。一般論としてどうですか。

寺田熊雄

1979-06-05 第87回国会 衆議院 法務委員会 第18号

和島参考人 現在の控訴審事後審ということになっておるのは御承知のとおりであります。  平たく言いますと、事後審というのは、一審にあらわれた証拠、記録にあらわれたところだけで判断する、きわめて特別の場合、限定的に証拠調べをやるというのがいまの法解釈、法の内容だと思います。しかし、実際は無実、無罪を主張するような事件では、控訴審ではある程度この証拠調べを認めております。

和島岩吉

1979-06-05 第87回国会 衆議院 法務委員会 第18号

青柳参考人 控訴審事後審制につきましては、現在の裁判所機構そのもの関係をいたしまして、現在の最高裁判所をあの程度に保つためには、控訴審事後審のほかはなかろうかと思うわけでございますが、ただ理論から言いますと、事後審というもので事実誤認の審査ができるのかどうかは非常に問題でございまして、昔の大審院の旧刑訴時代には、事実審理開始決定というのをやりますと、それから後はもう全部覆審として大審院審査

青柳文雄

1968-05-21 第58回国会 参議院 法務委員会 第19号

そういう関係から、控訴審が——事後審と俗に呼んでおりますが、一種の法律審的な形態をとっておる。純然たる法律審ではございませんけれども、そういうような形態をとっておることから、その判例の統一をはかり、判例が非常に割れることを防ぐというようなことで、高等裁判所で集約的にやるというようなことが相当有力な理由のように承知しておるわけでございます。

寺田治郎

1968-05-21 第58回国会 衆議院 法務委員会 第31号

ただわれわれがいま表明した疑問というものは、われわれが法律的な立場に立って考えた場合に、もっとよりよくするならばこういう点を考えてほしい、こういう点も盛り込んで発言しておりますので、できれば再審のこの特例の法律案だけではなく、再審制度全般、さらには通常の刑事裁判あり方についての刑事訴訟法等構造、特に終戦前の覆審主義から、現在事後審に変わって、第一審公判中心主義というような訴訟構造の変更もございますので

下村康正

1966-06-24 第51回国会 衆議院 法務委員会 第50号

どうかひとつこの点につきましては、弁護士団とも相談をいたしたのでありますが、ことに新証拠その他の問題についてきわめてデリケートな段階にあるというので、事後審ではあるけれども、ことに死刑判決の出ておる人権に関する重大な案件であるだけに、事実審理というような面に進んでおるこの状況を、ひとつ十分審理を尽くしていただきたいということで希望だけを述べておきたいと思うのであります。  

田中織之進

1966-06-24 第51回国会 衆議院 法務委員会 第50号

佐藤最高裁判所長官代理者 御承知のごとく、現在の控訴審におきます刑事構造事後審ということになっております。しかしこれは法律審ではございませんので、事実審でもあるわけでございます。ことにこのような死刑事件でございますので、その点をも考慮に入れまして審査を続けている、かように了解するわけでございます。

佐藤千速

1965-03-09 第48回国会 参議院 法務委員会 第8号

最高裁判所長官代理者寺田治郎君) その点も十分資料等を調べました上で正確なお答えをしたほうがよいかと思いますが、私どもの聞いております範囲では、民事のほうは訴訟法上続審形式をとっておりますのに対しまして、刑事のほうは新刑訴法で事後審という方式をとりまして、事後審という性格自体にもいろいろ議論はあるようでございますが、これは多分に法律審的な性格を帯びたもの、つまり判例統一的な作用をかなり持っているといわれておりまして

寺田治郎

1965-02-16 第48回国会 衆議院 法務委員会 第4号

ただ、しかしながら、それも簡易裁判所の一審と地方裁判所控訴を比較して長くかかるということでございますが、今度刑事事件のほうになりますと、刑事事件は御承知のとおり事後審でございますから、控訴審は一般的にそれほど長くかかるわけではございませんが、あとで提出いたしました控訴事件平均審理期間の表をごらんいただきますときには、これは実は民事控訴審地方裁判所でございますから、したがって、民事控訴審審理期間

寺田治郎

1964-12-15 第47回国会 衆議院 決算委員会 第2号

また高等裁判所関係につきましても、これはたとえば刑事のほうでは戦前は覆審制であったのが、戦後はいわゆる事後審制であるというような関係もあるわけでございます。そういうようにいろいろ手続が変わっておるわけでございまして、その中にはやや負担を加重するような要素もございますけれども、負担をいわば軽減と申しますか、合理的に処理できる面もあるわけでございます。

寺田治郎